今回の画像は、西日本鉄道の3330です。
社番等から判断すると、1998年式だと思われる三菱ふそう・エアロバスシャーシのSD-Ⅰで、雑餉隈自動車営業所に所属しているようです。撮影時はふくふく天神号の教習車として下関駅前に来ていたようです。もう路線に入ることはないのでしょうか。
カラーリングは西鉄の中距離高速バスの標準的な火の鳥カラーになっています。もう路線で使うことを想定していないのか、方向幕等は設置されておらず、「教習車」の掲示がありました。前面の行灯部分も「にしてつ」の固定表示になってしまっています。
側面窓は全固定窓で、ドアはスイング式が採用されています。車内は横1+2列の偏心3列のリクライニングシートが縦10列並んでいると思われ、ドア側の中央床下にはトイレも設置されています。シートのモケットにはグレー系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証についてはドア横の腰部に貼られているのが確認できます。