今回の画像は、サンデン交通の5114です。
装着されている「下関230ナンバー」等から判断すると、2012年頃にサンデン交通にやってきたと思われるいすゞ・キュービックで、小月営業所に所属しているようです。撮影時は何処始発かは分かりませんが、城下町長府・御装川・唐戸・入江口経由の下関駅行きで使用されていました。この車輌は川崎市交通局からの移籍車のようで、サンデン交通には同局からの移籍車が複数台在籍しています。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっており、前面・側面に広告は貼られていません。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されています。新製当初の行き先表示は方向幕だったと思われますが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は逆T字窓でスモークフィルムが貼られており、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系の下関柄のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証は中ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。