今回の画像は、熊本都市バスの１２０です。
装着されている「熊本200ナンバー」等から判断すると、2001年頃に熊本にやってきたと思われる日野・ブルーリボンで、小峯営業所に所属しているようです。撮影時は長嶺小学校前始発で日赤病院前・警察学校前・森都病院前・通町筋経由の交通センター行き鹿10系統で使用されていました。この車輌は東京都交通局から熊本市交通局の移籍しましたが、熊本市営の路線・車輌の都市バスへの移管に伴い、都市バスに移っています。
カラーリングは以前は熊本市営の標準塗装でしたが、都市バス移籍後に都市バスの標準塗装に塗り替えられています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、都営バス在籍時は側面の方向幕は前ドアのすぐ後ろに設置されていましたが、熊本市営への移籍時に移設されています。
側面窓は逆T字窓で、前ドアはグライドスライドドア、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは2＋2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには橙色系のものが採用されています。日本バス協会の会員証は前ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。
