今回の画像は、鹿児島市交通局の501です。
装着されている「鹿児島22ナンバー」等から判断すると、1992年式だと思われるいすゞ・LVシャーシの西工B-Ⅱ(58MC)です。撮影時は玉龍高校前始発で鹿児島駅前・市役所前・天文館・鹿児島中央駅・西田橋経由の常盤行き2番で使用されていたようです。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっており、前面・側面に広告等は貼られていません。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓はメトロ窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。前面窓が1枚窓になっているのもこの頃の鹿児島市営の車輌の特徴でしょうか。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛け中心、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには緑色系のものが採用されているようです。