今回の画像は、とさでん交通の197です。
装着されている「高知230ナンバー」等から判断すると、2009年頃に高知にやってきたと思われる三菱ふそう・エアロバスです。撮影時は高知発徳島行きの高知徳島エクスプレスで終点の徳島駅前に到着後、回送されるところだったようです。この車輌は高知県交通が阪急バスからの移籍車として導入したようです。
カラーリングは旧高知県交通の高速バス用塗装がほぼそのままで、とさでん交通発足後に社名表記の貼り替え及び前面・側面にとさでん交通のマークが入ったステッカーが追加された程度になっています。行き先表示のLEDは前面の行灯部分のみに設置されており、側面はサボでの表示になっています。阪急バスでは側面の腰部にも方向幕があったようですが、移籍後は使用されていないようです。
側面窓は1・5番窓が固定窓、2~4番窓がT字窓の組み合わせになっており、ドアはスイング式が採用されています。車内は横2+2列のリクライニングシートがドア側は縦9列、運転席側は縦11列並んでおり、ドア側の後部にはトイレが設置されています。日本バス協会の会員証はドア横に貼られているのが確認できます。