今回の画像は、広島電鉄の59650です。
社番及び装着されている「広島22ナンバー」等から判断すると、1994年式だと思われる三菱ふそう・エアロスターで、仁保営業課に所属しているようです。撮影時は県庁前始発で市役所前・東雲経由の向洋新町行き7号線で使用されていました。この車輌は呉市交通局が導入した車輌ですが、呉市営→広電への移管に伴い、広電に移籍しています。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっており、広告ラッピング等はされていません。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。PASPY等のICカードによる運賃支払いも可能になっており、前面・側面にはそのステッカーが貼られているのも確認できます。