今回の画像は、鹿児島市交通局の499です。
装着されている「鹿児島22ナンバー」等から判断すると、1992年式だと思われるいすゞ・LVシャーシの西工B-Ⅰ(58MC)で、北営業所に所属しているようです。撮影時は上之原始発でゴルフ場前・東高校下・竪馬場・天文館経由の鹿児島中央駅行き6番で使用されていました。
カラーリングは一般路線用の旧塗装になっており、前面・側面に広告枠も設けられています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、新製当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLED化改造が行われています。
側面窓はメトロ窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。前面窓が1枚窓になっているのもこの頃の鹿児島市営バスの車輌の特徴でしょうか。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+1列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。日本バス協会の会員証については前ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。