海峡を越えた先には

発車標・バスの画像を掲載しています。

夏休みでも平日はロンドンバスに

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約2週間前から始まっていることですが、普段は土日祝日に下関駅~唐戸~御裳川~城下町長府の区間で運行されている日本で唯一定期路線バスで使用されるロンドンバスが、8月31日までの平日(8月13日を除く)は下関駅東口のバスターミナルのロンドンバス専用乗り場で10~17時に展示されています。バスは停車したままですが、無料で車内を見学することもでき、エアロキングよりも車高が約60cmも高い2階部分からの眺めは普段とは違うものになると思います。

私は昨年4月の運行開始から数週間後に実際にこのロンドンバスに乗りましたが、眺めはかなり良かったです。その時の記事はこちらです。あの頃との違いは、昨年6月からサンデン交通(ロンドンバスを含む)でもSUNQパスが使えるようになった為に前面・側面にそのステッカーが貼られていることと、今年4月から御裳川に新規停車するようになった為、前面・後部の幕にローマ字で追加されている所でしょうか。

去年も夏休みの平日に展示は行われて、去年は唐戸地区にある旧英国領事館のそばでしたが、今年1月から5年間にわたって旧英国領事館は保存修理の為に休館しているので、今年は下関駅のバスターミナルに変更されたようです。

ロンドンバスは日本では下関以外であまり見られないので、バスファンの方は普通に楽しめますし、バスファンではない方でも十分に楽しめるでしょう。サンデン交通は国内4メーカーのバスが揃っているので、バスを眺めていても飽きないとも思います。他社からの移籍車も多く在籍しているので、関東地方から来た方は塗装は変わっていても、懐かしい気分を味わえるかもしれません。都営バス・国際興業バス相模鉄道からの移籍車は台数が多いので、多く見かけると思いますが、神奈中・京成バス・川崎市営バス新京成バスからの移籍車は数が少ないので、見かけるには少々運が要るかもしれません。

2か月近く前のニュースで、ロンドンバスの乗車率が予想よりも下回ったということが出ていたので、御裳川に新規停車させたのも御裳川公園や関門人道トンネルへの観光客の利用を見込んだものなのかもしれません。因みに、関門人道トンネルは今年9月1日~12月18日は関門トンネルと共にリフレッシュ工事で通行止めになるので、その期間に利用される方は注意が必要です。

今回の画像は、今年7月下旬の平日に撮影したロンドンバスの展示の風景です。後ろに停車している元国際興業バスのキュービックに比べると、車高が明らかに違うのが分かるでしょうか。

※ロンドンバスの詳しい運行日や運行時刻についてはサンデン交通ではなく、下関市役所のホームページに載っているので、そちらをご覧になって下さい。