海峡を越えた先には

発車標・バスの画像を掲載しています。

【バス停探訪】倉敷駅南口 Part1

新しく、バスターミナルやちょっと珍しいバス停を紹介する“バス停探訪”というコーナーを始めることにしました。新しく書庫を作ろうかとも思ったのですが、書庫数が多くなってもいけないので、【バス関連】の書庫の中に、記事のタイトルの最初に【バス停探訪】の名前を付けて載せていこうと思っています。

今回は、倉敷駅南口(倉敷駅前)の前編です。倉敷市は中国地方では人口広島・岡山に続いて多く、人口は約47万人です。ただ、倉敷市は大きく分けて倉敷・水島・玉島・児島の4地域に分かれており、分散している為、バスの本数はあまり多くありません。人口が倉敷よりも数万人少ない福山の方がバスの本数は多いと思いますし、倉敷よりも人口が20万人近く少ない呉市下関市よりもバスについてはあまり元気がありません。それだけモータリゼーションが進んでいるということでしょうか。

因みに、私は高校生の時まで倉敷で暮らしていたので、ここはよく利用しました。

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これが南側から見た倉敷駅南口のバスターミナルです。ホームは3つに分かれており、乗り場は計10箇所ありますが、一番右の8~10番乗り場は現在旅客向けには使われていません。1~4番乗り場は両備バス、5~7番乗り場は下電バスが使用しており、ホームも分かれています。方面毎にすることも出来るかとは思いますが、重複する区間が多い路線は下電・両備のどちらかが本数がかなり少ない状況です。

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こちらは、両備バスが使用している1~4番乗り場です。倉敷駅南口発着の両備バスの路線は水島方面に向かう路線が多いです。基本的には霞橋営業所の車輌が担当します。4番乗り場は平日でも1日3便しか出発せず、かなり少ないです。2・3番乗り場はどちらも1時間当たり2~3本の便があります。2・3番乗り場は比較的本数が多く、どちらも経由地は違っても霞橋車庫への路線がある為、2番乗り場の方は【連島・霞橋車庫】、3番乗り場の方は【青葉町・霞橋車庫】と大きく表示されます。因みに、青葉町経由霞橋車庫行きも連島バス停を経由します。

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こちらは下電バスの乗り場です。上の方の画像では、5番乗り場の案内は広江団地・ライフパーク倉敷を消して、イオンモール倉敷と書かれているようで、7番乗り場の方は川崎医大・天城台の文字が消されています。5番乗り場は大高経由児島駅行き(1~2本/時)・古城池経由児島駅行き(平日2本、土日祝日1本)・成人病センター経由イオンモール倉敷行き(2本/時)が使用し、6番乗り場は天城経由児島駅行き(2~3本/時、一部鷲羽山宇野駅行きあり)、7番乗り場は中国JRバスから引き継いだ帯江経由茶屋町駅方面行き(2本/時)と中庄駅行き(1日数本)が使用しています。

倉敷の路線バスはあまり良いニュースが無いのですけど、最近良かったニュースと言えば、約3年前に帯江茶屋町線が倉敷駅南口~成人病センター~イオンモール倉敷間を延長したことでしょうか。倉敷駅からイオンモール方面へは北口から両備バスの方が便利ですけど、私は特に急いでる時で無ければ、敢えて下電バスでイオンまで行くこともありますね。料金は両備と同じですし、下電の方が座れる確率が高いので。ただ、下電の方が倉敷駅イオンモール倉敷で所要時間が10分ほど長いですね。

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8~10番乗り場は現在は使われておらず、下電・両備の路線バスが待機する場所として機能しています。
以前は中国JRバスや中鉄バスの乗り場があったようで、
8番乗り場は、川崎医大前・瀬戸大橋温泉・岡山天満屋
9番乗り場は、中央病院・羽島・JR茶屋町駅(宇野・四国方面鉄道連絡)
10番乗り場は、清心学園・西坂台団地・国分寺
の文字が消されています。確か数年前に試験運行された“くらしき循環バス”の倉敷駅南口発は9番乗り場からだったでしょうか。8~10番乗り場のホームにはエレベーターも設置されていますが、今となっては宝の持ち腐れという感じもしますね。

Part2では、倉敷駅南口の影が薄い降車専用停留所について掲載しようと思います。