今回の画像は、西日本鉄道の9529です。
2006年に導入されたと思われるB-Ⅰで、シャーシはスペースランナーRAになっています。主に北九州(小倉)~福岡(天神)の福北ラインで使用されており、撮影時はその中でも所要時間が一番長い“いとうづ号”で使用されていました。B型高速車は既に西鉄の近距離の高速バスでは主力になっていますね。
高速バスでは行き先表示が方向幕のままなのは西鉄の拘りでしょうか。福北ラインの場合、なかたに号~緑色、ひきの号=黄色、いとうづ号=水色という分け方になっているおり、バスではフルカラーLEDは付けれないので、同じ行き先でもバックの色で判断する方が乗客にとって分かりやすいという判断でしょうか。
側面窓はメトロ窓になっていますが、高速道路の走行時の安全を確保する為か、棒が取り付けられており、開けられないようになっています。車内は青色系のモケットが張られた横2+2列のリクライニングシートが縦に11列並んでいます。運賃表はデジタル式のものが採用されています。nimocaでの運賃支払いも可能になっており、前面のナンバープレートの下側と側面のドア横にはその水色のステッカーが貼られています。