今回の画像は、サンデン交通の350です。
2004年頃に東京都交通局から移籍してきたと思われるキュービックで、撮影時は小月営業所発下関駅行きで使用されていたので、、小月営業所に所属しているようです。都営バスからの移籍車ということで、ホイールベースは標準尺よりも短いK尺が採用されています。
塗装はサンデン交通のノンステップ車以外の標準塗装が採用されていますが、側面・後部に巌流本舗の広告ラッピングがされているのが特徴でしょうか。行き先表示は移籍の際に方向幕からLEDに改造されており、側面の行き先表示器は都営バス在籍時は前ドアのすぐ後ろに設置されていましたが、サンデン交通に移籍する際に中ドアの後ろ側に移設されています。窓枠にも手が加えられているようで、最初から側面のLEDがあの位置にあったような雰囲気もあります。
側面窓は銀色サッシの2段窓になっており、スモークフィルムも貼られています。スモークフィルムが貼られていることもあって、サッシの銀色が目立ちますね。ドアについては前ドアに2枚折戸、中ドアには4枚折戸が採用されています。床はツーステップで、車内は1人掛け主体の座席が並んでいると思われます。座席のモケットは下関柄のものに張り替えられています。