今回の画像は、長崎自動車の1927です。
1999年式だと思われるキュービックで、神の島営業所に所属しているようです。長崎バスでは、この車輌が導入される前にワンステップで中ドア4枚折戸のキュービックも導入されていますが、それは試験的だったのか、その後もツーステップの前後ドア車での導入も少し続いています。やはり長崎の坂が多いという路線環境も影響しているのでしょうかね。
塗装は長崎バスのツーステップ車用のものが採用されています。側面窓は銀色の2段サッシになっています。行き先表示は元々は方向幕でしたが、LEDに改造されており、前面・後部のLEDの表示方法は方向幕時代と同じ感じになっています。後部のLEDが大型なのも特徴的です。
ドアについては前ドア・後ドア共に折戸が採用されています。床はツーステップで、車内は1+2列が中心の座席が並んでいるようです。長崎スマートカードでの運賃支払いも可能になっており、前面・側面(中ドア横)にはそのステッカーも貼られています。日本バス協会(NBA)の新しいステッカーが前ドアのすぐ後ろに貼られているのも確認することができます。