今回の画像は、サンデン交通の392です。
2004年頃に東京都交通食(都営バス)から移籍してきたと思われるエアロスターKで、現在は北浦営業所に所属しているようです。サンデン交通に在籍する元都営バスのエアロスターKって都市新バス仕様のが多いように思うのですが、この車輌は通常仕様になっています。
現在は通常塗装に戻っていますが、2009年10~11月には山口合同ガスのガス展の広告ラッピングが約1ヶ月限定でされていました。画像では見えにくいですけど前ドア上に白い文字で“サンデン交通”の文字があり、この部分の社名表記は赤文字の場合が多いので、白文字は個人的に珍しいように思います。しかも、赤文字の場合はラッピング車が殆どなので、通常塗装で前ドア上に社名表記があるのも少数派なイメージです。
元都営バスの通常仕様ということもあって、側面窓には黒色サッシの2段窓が採用されており、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。行き先表示は移籍の際に方向幕からLEDに改造されています。床はツーステップで、車内は1人掛け主体のローバックシートが並んでいます。座席のモケットは下関柄のものに交換されています。
↑こちらは上で少しだけ書いた山口合同ガスのガス展のラッピング時代です。因みにガス展の時にはサンデン交通の一般路線用車輌を用いて、下関駅~唐戸~山口合同ガスの臨時バスが運行されてたりします。そういえば、1枚目(通常塗装)と2枚目(ガス展ラッピング)を比べると、NBAのステッカー、こども110番のマークが移動されているなど、ラッピング以外の細かい変化も多いですね。そして、タイヤも綺麗になった印象。