今回の画像は、宇野自動車の68です。
1999年式だと思われるニューエアロスターです。この車輌は導入から既に10年以上が経過していますが、宇野自動車の中では最新のグループです。低床車(ノンステップ・ワンステップ)だと座席数がどうしても少なくなってしまうということで、宇野自動車では低床車を導入していませんが、偏平タイヤを使用するなど、ある程度の低床化には努めています。
宇野バスの車輌と言えば、屋根上の5連マーカーランプが特徴ですね。バスでこのマーカーランプは珍しい装備ですが、最近ではお隣広島県の中国バスでもマーカーランプが取り付けられている車輌もいますね。行き先表示は方向幕からLEDに改造されており、側面腰部の方向幕の位置にそのままLEDを設置するのも他社ではあまり見られないと思います。
側面窓は黒色サッシの逆T字窓が採用されており、ドアについては前ドア・中ドア共に2枚折戸になっています。床はツーステップで、車内は最前列が1+2列、それ以外は2+2列の座席配置になっており、座席自体も緑色のハイバックシートで、長距離路線に対応した仕様だと言えます。運賃表についてはデジタル式の60コマのものが採用されています。HarecaなどのICカードは使えませんが、宇野バス専用のバスカードは使用できます。