今回の画像は熊本都市バスの3015です。
1995年に熊本市交通局(市営バス)に導入された日野・ブルーリボンで、本山営業所の都市バス移管に伴って、この車輌も熊本都市バスの所属になっています。このリフト付き超低床バスは全国的に貴重な車輌のようで、熊本市交通局にはこの車輌を含めても2台しか導入されず、2台とも都市バスに移っています。
以前はツーステップ車・ワンステップ車用の塗装に赤いラインが入った超低床車専用塗装になっていましたが、都市バスに移籍した後に、都市バスカラーに塗り替えられています。都市バスカラーは白い部分が多い為、非常にシンプルなイメージを個人的には受けます。市営バスでは特徴的だった前面の系統毎に動物の絵が描かれた板は都市バスでは【都市バス】と書かれた黄色い板で固定されています。
ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアがグライドスライドドアの組み合わせになっています。側面窓には逆T字窓が採用されています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前側)・後部の3箇所に設置されています。車内は最前列が1+1列、最前列以外の中ドアより前は一部横向きシート、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。