今回の画像は、西鉄バス北九州の9897です。
2008年に導入された日産ディーゼル・スペースランナーRAで、車体にはB-Ⅱが採用されており、八幡自動車営業所に所属しています。この車輌はスマートループの中でも北九州地区に最初に導入されたグループのうちの1台で、最近はスマートループの車輌がだいぶ増えてきていますね。最近は西工解散前に西鉄が車輌を西工ボディの車輌を投入していますけど、今後西鉄がどの車種を投入するのかが個人的には気になります。
スマートループの車輌ということで、塗装も旧塗装とはかなり異なる印象を受けます。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前側)・後部の3箇所に設置されています。ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の西鉄バスでは標準的な組み合わせになっています。
側面窓にはT字窓が採用されています。床はワンステップで、車内は中ドアより前は1+1列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっています。nimocaでの運賃支払いも可能になっており、前面のナンバープレート下と中ドア横にはそのステッカーが貼られています。撮影時はまだ磁気式のバスカードも使えたのですけど、今年3月末で磁気バスカードは西鉄では使えなくなっているので、現在はその機器が使えなくなっています。