今回の画像は、鹿児島交通の260です。
1990年式だと思われるエアロスターMで、排ガス規制はP-代としては末期の車輌になっており、製造から20年を超えています。撮影時は山形屋バスセンタ~指宿・山川桟橋線で使用されており、この路線は始発から終点までだと所要時間が約2時間の長距離路線になります。この車輌は新車導入で、最近の鹿児島交通に多い移籍車に比べると快適に移動出来るでしょうね。
カラーリングは鹿児島交通の標準塗装になっており、カラフルな椰子の木が描かれています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前側)・後部の3箇所に設置されています。鹿児島の車輌らしく、桜島からの降灰対策で側面窓にはメトロ窓が採用されているのが特徴です。
ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっているようです。座席自体はハイバックシートが採用されています。いわさきICカード等のICカードでの運賃支払いも可能になっています。日本バス協会の新ステッカーも貼られていますが、貼られている場所が中途半端なような気もします。