今回の画像は、西鉄バス北九州の５６１５です。
2001年に導入されたと思われる日産ディーゼル(現UDトラックス)・UAシャーシのB-Ⅱ(96MC)で、前面の表記から判断すると恒見自動車営業所に所属しているようです。行き先表示は方向幕からLEDに改造されており、側面のLEDの周囲が白くなっているのが西鉄バスでの方向幕⇒LEDの改造車の特徴でしょうかね。
カラーリングは西鉄の旧塗装になっており、数年後にはスマートループに更新される可能性もありそうです。この車輌はワンステップバスで車いすの乗降にも対応している為、本来なら前面のLED横と中ドア横に北九州オリジナルの黄色いステッカーが貼られることが多いですが、この車輌は前面のLED横に黄色い車いすステッカーは貼られておらず、その代わりに社番表記の横に小さい青色のステッカーが貼られているのが特徴でしょうか。このパターンは北九州だとかなり珍しいように思います。
側面窓には逆T字窓が採用されており、ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。車内は中ドアより前が1＋1列、中ドアより後ろは2＋2列の座席配置になっています。西鉄の電車・バス等で使えるICカード“nimoca”にも勿論対応しており、前面のナンバープレート下と側面の中ドア横にはその水色のステッカーが貼られているのも確認できます。
