今回の画像は、いわさきバスネットワークの401です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」から判断すると、2004年頃に東京都交通局(都営バス)から移籍してきたと思われるキュービックです。林田バス時代に移籍してきましたが、いわさきバスネットワークに移行した際には社名表記の変更程度に留められています。都営バスからの移籍車はいわさきグループ(鹿児島交通・いわさきバスネットワーク等)で多く見かける印象があります。
カラーリングについてはいわさきグループでほぼ共通の塗装ですが、いわさきバスネットワークの車輌は椰子の木が緑色のみになっているのが特徴でしょうか。行き先表示の方向幕は3面に設置されており、側面の方向幕は都営バス在籍時と同じく前ドアのすぐ後ろ側に設置されています前面の運転席の前側には系統番号が記されたものも掲示されています。
ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっており、尺は都営では標準的な短尺が採用されています。側面窓は銀色の2段サッシになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっており、一部は横向きシートになっていると思われます。座席自体もローバックシートのままでしょう。いわさきICカード等のICカードでの運賃支払いにも当然対応しています。