今回の画像は、長崎県交通局の0E17です。
1998年式だと思われるエアロバスで、長崎営業所に所属しているようです。長崎市内と長崎空港を結ぶリムジンバスで主に使用されており、撮影時もココウォーク茂里町発、長崎駅前・中央橋・長崎新地ターミナル・出島道路経由の長崎空港行きで使用されていました。長崎市内~長崎空港のリムジンバスの中ではこの出島道路経由便が一番早くなっており、長崎駅前からだと45分で長崎空港までを結んでいます。
エアロバスの中でもスタンダードデッカーが採用されており、県営バスでは比較的多く見かける印象。カラーリングは三菱ふそうのサンプルカラーをアレンジしたものになっており、県営バスでは高速・貸切用塗装として採用されています。行き先表示は前面の行灯部分に方向幕、側面にサボが設置されており、後部には方向幕は設置されていないようです。前面の窓にはどの系統で使用されているかが分かりやすいように、系統名が書かれた紙も掲示されています。
側面窓はメトロ窓で、ブルーガラスが装着されています。車内は2+2列のリクライニングシートが並んでおり、トイレは設置されていません。空港リムジンで使われるということで、ドア側の最前列の部分には荷物置き場も設けられています。ICカード“長崎スマートカード”での運賃支払いも可能になっており、ドア横にはそのステッカーも貼られています。