今回の画像は、熊本電気鉄道の81です。
キュービックシャーシの5Eで、元々は神奈川県の川崎市交通局(川崎市営バス)で使用されていた車輌のようですが、2000年頃に熊本電鉄に移籍してきたようです。5Eのボディ自体が製造終了から既に20年経過している為、全国的に珍しくなりつつある印象。熊本電鉄に移籍してきてからも既に10年が経過している為、この車輌のこの先の活躍もあまり長くない気がします。
カラーリングについては熊本電鉄の一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面・後部の3箇所に設置されており、側面の方向幕については川崎市営バス在籍時には標準サイズのものが使用されていたと思われますが、移籍時に小型のものに取り替えられています。
側面窓は銀色の2段サッシで、ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は移籍時に手が加えられていなければ1人掛け中心のローバックシートが並んでいると思われます。SUNQパスも勿論使用可能で、前面・側面(中ドア横)にはそのステッカーが貼られています。