海峡を越えた先には

発車標・バスの画像を掲載しています。

水島臨海鉄道 キハ20形204+208

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今回の画像は、水島臨海鉄道の浦田~弥生で撮影したキハ20形204+208です。

水島臨海鉄道自体にあまり馴染みが無い人も多いと思いますが、水島臨海鉄道はJR倉敷駅に隣接する倉敷市駅と水島地区を結ぶ鉄道路線で、臨海鉄道という名前の通り貨物輸送を行っていますが、水島臨海鉄道は旅客輸送も行っており、非電化・単線で、昼間は1両ワンマン運転というローカル線の要素が結構ありますが、1時間当たり2~3本が運転されています。

その水島臨海鉄道の主力車はMRT300形ですが、今回の画像にあるキハ20形も平日の朝夕ラッシュ時の一部列車に充当され、定期運用でキハ20形が走っているのは日本国内では結構珍しいようです。基本的には平日の朝夕ラッシュ時の一部列車のみでの使用ですが、沿線でイベント等がある時には土日でもキハ20形が使用されることもあります。最近では7月24日の倉敷天領夏祭りの時に両数増加の為に夕方・夜にキハ20形が使用されました。

水島臨海鉄道の場合、キハ20形は2両編成が2本おり、画像の204+208は臨鉄のオリジナルカラーになっていますが、もう1本の203+205は国鉄色に塗り替えられています。行き先表示の類は設置されていませんが、運行系統自体が倉敷市~水島 or 倉敷市三菱自工前という2つしかないので、これでも問題はありません。車内はボックスシートが並んでいます。ドアは半自動ドアになっており、乗車の際は手でドアを開ける必要があります。ワンマン運転には対応しておらず、キハ20形が運用に就く際には必ず車掌が乗務します。