今回の画像は、鹿児島交通の1653です。
装着されている「鹿22ナンバー」から判断すると、1987年式だと思われる日野・ブルーリボンです。撮影時は山形屋バスセンター始発で鹿児島中央駅・谷山駅・坂之上・平川・知覧経由の特攻観音入口行きで使用されていました。最近ではかなり数が少ない「鹿22ナンバー」を装着しており、鹿児島交通の車輌の中でも最古参の部類に入るのではないでしょうか。
カラーリングは鹿児島交通の一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアの前)・後部の3箇所に設置されています。桜島からの降灰対策で側面窓にはメトロ窓を採用しているのは鹿児島のバス車輌らしい特徴になると思います。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。シート自体はハイバックシートが採用されており、首都圏からの移籍車に比べると座れれば快適に移動が出来ると思います。日本バス協会のステッカーは側面窓の1番前に貼られているのも確認できます。