今回の画像は、いわさきバスネットワークの１１７です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」から判断すると、2000年式だと思われるスペースウィングで、車体には富士重工業製の1Sが採用されています。撮影時は鹿児島本港(高速船ターミナル)始発で鹿児島中央駅・鹿児島空港南・久留米IC・天神BC経由の博多バスターミナル行きの桜島号で使用されており、この117は桜島号の専用車として活躍しています。
カラーリングはいわさきバスネットワークの標準塗装になっていますが、現在は側面に白露の広告ラッピングがされており、坂本龍馬が芋焼酎を愛したこともアピールされています。行き先表示の方向幕は前面の行灯部分のみに設置されており、側面はドアの上の方に「鹿児島⇔福岡」の表示を出しています。
側面窓は1～4番窓が固定窓、5番窓のみがT字窓という珍しい窓配置になっていますが、5番窓がT字窓になっているのは換気の為のようです。ドアにはスイングドアが採用されています。車内は1＋2列の偏心3列シートが縦に10列並んでおり、ドア側の中央床下にはトイレが設置されています。日本バス協会のステッカーは側面窓の1番前に貼られているのも確認できます。
