今回の画像は、宇野自動車の3272です。
装着されている「岡山22ナンバー」から判断すると、1991年式だと思われるエアロスターMです。この車輌も今年で20年目になりますが、これより古い車輌も宇野バスにはいますし、最近は新車が投入されていないので、まだまだ活躍してくれるのではないでしょうか。
カラーリングは宇野バスの標準塗装になっています。屋根上の5連マーカーランプが特徴的でしょうか。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドア横の後部)・後部の3箇所に設置されており、導入当初の行き先表示は方向幕でしたが、後にLEDに改造されています。側面の腰部の方向幕の場所にそのままLED式表示器を取り付けるのも宇野バスの車輌の特徴でしょうか。
側面窓は銀サッシの2段窓になっていますが、下側の窓が大きい特注のものになっているようです。ドアは前ドア・中ドア共に2枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は最前列が1+2列、それ以外は2+2列の座席配置になっていると思われます。シート自体は緑色系のモケットのハイバックシートが採用されています。Hareca等のICカードは使えませんが、宇野バス発行の磁気式バスカードは使用可能で、車内にはバスカードの自動券売機が設置されています。