今回の画像は、大分バスの12796です。
2004年頃に東京都交通局(都営バス)から移籍してきたと思われる日野・ブルーリボンで、大分中央営業所に所属しているようです。撮影時は花高松始発で中津留・大分駅前・大道四丁目・三ヶ田町経由の城南団地行きM90系統で使用されていました。
前面のカラーリングは大分バスの一般路線用の標準塗装になっていますが、側面・後部には「オーリッド」の広告ラッピングがされています。このラッピングの特徴として、車体部分だけではなく、元々は銀色だった窓サッシ部分にも水色・白色のラッピングをしていたりします。ここまでラッピングする例は珍しいと思います。行き先表示は移籍の際に方向幕からLEDに改造されており、側面の行き先表示の位置は都営バスでは標準的な前ドアのすぐ後ろから中ドアの前に移設されています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。尺については元都営バス車では標準的な短尺のL尺が採用されています。車内は青色系のモケットが張られたローバックシートが並んでいます。日本バス協会のステッカーについては前ドアの後ろに貼られているのが確認できます。撮影時は使用できませんでしたが、現在はめじろんnimoca等のICカードでも運賃支払いが可能になっていると思われます。