今回の画像は、鹿児島交通の868です。
2009年頃に京成バスから移籍してきた日野・ブルーリボンです。撮影時は鹿児島中央駅・天神南・広木住宅前・山田経由皇徳寺ニュータウン行き25番で使用されていました。鹿児島交通に在籍する京成バスからの移籍車は4台ほどおり、長尺の3ドア車ということもあって、目に付く印象。
カラーリングはカラフルな椰子の木が散りばめられた一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(中ドアと後ドアの間)・後部の3箇所に設置されています。移籍車については行き先表示を方向幕からLEDに改造するバス事業者が多いですが、いわさきグループの各社では行き先表示に方向幕を採用し続けており、表示の自由度では方向幕の方が上ですかね。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドア・後ドアが引き戸の組み合わせになっていますが、後ドアは現在は使用されていないようで、見えにくいですが後ドアには「閉切り」と書かれているのも確認できます。側面窓は銀サッシの逆T字窓になっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心のローバックシートが並んでいると思われ、移籍の際に座席の増設などその地域に会わせた改造はあまり行われていないようです。日本バス協会のステッカーについては側面の2番窓部分に貼られているのが確認できます。