今回の画像は、サンデン交通の１９０です。
装着されている「下関230ナンバー」から判断すると、2001年頃にサンデン交通にやってきたと思われる日産ディーゼル・UAシャーシの7Eで、小月営業所に所属しているようです。撮影時は長府駅始発で城下町長府・マリンランド・御裳川・唐戸・入江口経由の下関駅行きで使用されていました。この車輌は東京都交通局(都営バス)からの移籍車になっています。
カラーリングはサンデン交通の一般路線用の標準塗装になっていますが、撮影時は側面に不動産会社のエミアスの広告ラッピングがされていました。このラッピングはサンデン交通の一般路線車の複数台に行われています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの後ろ)・後部の3箇所に設置されており、側面の行き先表示は都営バス在籍時は前ドアのすぐ後ろでしたが、移籍の際に移設され、同時にLED化改造も行われています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心の座席配置になっており、中ドアより前では一部横向きシートもあると思われます。シート自体は青色系の下関柄のモケットのローバックシートになっているようです。日本バス協会の会員証は側面方向幕下の窓部分に貼られているのが確認できます。
