今回の画像は、南国交通の956です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」等から判断すると、2009年頃に南国交通にやってきたと思われるエアロスターMで、鹿児島営業所に所属しているようです。撮影時は何処始発かは分かりませんが、天文館経由の鹿児島中央駅行きで使用されていました。この車輌は東急バスからの移籍車だと思われ、南国交通ではここ数年移籍車の投入が続いています。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(前ドアの後ろ)・後部の3箇所設置されており、後部の方向幕は「南国交通」の表示で固定されているようです。最近の移籍車にも関わらず行き先表示がLED化されていないのも特徴でしょうか。側面窓は2段窓になっており、自社発注車とは仕様が異なります。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シート自体は一部は南国交通では標準的な赤色系のモケットのハイバックシートで増設されているようです。日本バス協会の会員証については中ドア横の窓部分に貼られているのが確認できます。