海峡を越えた先には

発車標・バスの画像を掲載しています。

ICカード全扉乗降試験車両に乗車。

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今回の画像は、広島電鉄の3700形3703です。

広島電鉄では今年2月15日から3月31日まで、ICカード利用の場合に限って、連接車の2編成で全扉からの乗降を可能にする試験運行を始めました。その対象となったのが3703と3906で、自分は運よく3703に乗車することが出来ました。両編成の車体には大きく「ICカード全扉乗降試験車両」と書かれたステッカーが貼ってあり、これまで乗車専用だった扉でも降車が可能になる為、ドア付近にもその旨のステッカーが貼られていました。車内にもその旨の掲示が多くあり、車内アナウンスでもICカード全扉乗降試験車両である旨の放送が各電停を出発する毎にありました。

自分は3703に1号線の広島駅~紙屋町東ICOCAを使って乗車しましたが、全扉で乗降が可能になるので、乗降時間の短縮に繋がって良いのではないかと思いました。ただ、モニターやカメラが設置されているとはいっても、運転士・車掌がいない扉から降りる人の中にはICカードをタッチせずに降りてしまう人もいるのではないかと心配にもなりました。

2編成での試験運行は3月末までですが、その後この試験運行の結果がどう反映されるのかが気になります。なお、全扉で降車が可能なのは1人でICカードを利用する場合のみで、現金・1日乗車券や1枚のICカードで複数人の降車の場合はこれまで通り運転士・車掌がいる扉からの降車になるようです。