今回の画像は、本四海峡バスのN9819です。
社番等から判断すると、1998年式だと思われるユーロツアーです。撮影時はどの路線で使われていたかは不明ですが、淡路島と神戸方面を結ぶ路線で使われていると思われます。本四海峡バスは当初ユーロツアーをある程度まとめて導入していましたが、最近では廃車も進んでいるようで、ユーロツアーは古参車となり、だいぶ数を減らしているようです。
カラーリングは同社の高速バスの標準塗装になっており、他社では黒色のフィルムを貼ることが多い側面窓の最後部の部分には白色のフィルムを貼るのが同社らしい特徴でしょうか。行き先表示のLEDは前面・側面に設置されており、後部に行き先表示の類は取り付けられていないようです。導入当初の行き先表示は方向幕だったようですが、後にLED化改造が行われているようです。
側面窓は1~6番窓がT字窓、7番窓が固定窓の組み合わせになっています。車内は横2+2列のリクライニングシートが並んでおり、補助席も設定されていると思われます。ドア側の最後部にはトイレも設置されているようです。日本バス協会の会員証はドアと側面窓の間に貼られているのが確認できます。