今回の画像は、鹿児島交通の576です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」等から判断すると、2006年頃に鹿児島交通にやってきたと思われる日産ディーゼル・UAシャーシの7Eです。撮影時は鹿児島駅前始発で天文館・鹿児島中央駅・田上団地・広木駅・星ヶ峯西経由の星ヶ峯ニュータウン行き33番で使用されていました。この車輌は西武バスからの移籍車のようで、鹿児島交通には西武バスからの移籍車が多く在籍しています。
カラーリングはカラフルな椰子の木が散りばめられた同社の一般路線車の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕は前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、移籍の際にLED化改造等は行われず、方向幕のままになっています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は青色のモケットが張られたシートが並んでいるようで、西武バス在籍時と座席配置は変えられていないと思われます。日本バス協会の会員証は側面窓に貼られているのが確認できます。