今回の画像は、熊本バスの477です。
装着されている「熊本200ナンバー」より2006年頃に熊本バスにやってきたと思われる三菱ふそう製のエアロミディMKです。ナンバーが結構新しいですけど、この車輌は阪急バスからの移籍車のようです。熊本バスには同じ阪急バスからでも前後ドアの移籍車もいますが、この車輌は前中ドアの仕様になっています。
熊本バスは結構多くの移籍車が在籍していますが、阪急からの移籍車は中型車のみで、少数派のように思います。塗装は熊本バスの現行塗装が塗られています。行き先表示は方向幕からLEDに改造されており、側面のLEDは結構無理矢理取り付けられているように感じます。後部の行き先表示についてはLEDに改造されず、方向幕のままになっており【熊本バス】の表示で固定されているようです。
ドアについては前ドアが折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。側面窓は逆T字窓が採用されています。床はツーステップで、車内の座席のモケットは交換されていないようで、阪急バスに在籍していた時と同じモケットの柄になっています。座席については全席前向きシートになっていると思われます。