今回の画像は、熊本バスの324です。
装着されている「熊本200ナンバー」から判断すると、2003年頃に熊本バスにやってきたと思われるエアロスターです。撮影時は玉虫始発で御船・平成音大・秋津団地・水前寺公園・交通センター経由の熊本駅行き東11系統で使用されていました。この車輌は名鉄バスからの移籍車のようで、名鉄グループ以外への名鉄バスの車輌の移籍はあまり数が多くないように思います。
カラーリングは一般路線用の現行塗装になっており、前面の行灯部分に「熊本バス」の文字が入っているのも名鉄バスからの移籍車の特徴になるでしょうか。。行き先表示のLEDは前面・側面に設置され、移籍の際に方向幕からLEDに改造されたと思われます。後部の行き先表示についてはLEDに改造されず、方向幕のままで「熊本バス」の固定表示になっていると思われます。
側面窓はメトロ窓で、ドアは前ドア・中ドア共に2枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は最前列が1+2列、それ以外は2+2列の座席配置になっていると思われます。シート自体はハイバックシートが採用されています。ただ、後ろの方の座席はシートのモケットが他と異なっているのが少し気になります。