今回の画像は、鹿児島市交通局の150です。
1989年に導入されたと思われる日野・ブルーリボンです。この車輌は既に20年以上活躍しており、同時期に導入された車輌の中には廃車されているものもおり、この車輌も既に除籍されているようです。この旧塗装もあと数年後には見られなくなっている可能性も高そうです。
鹿児島市営バスの車輌は行き先表示が方向幕からLEDに改造されている車輌も多いですが、この車輌は方向幕のままになっています。前面の方向幕が分割式になっていることも関係しているのでしょうかね。分割式の方向幕でもLEDに改造した例が同じ九州内の長崎自動車に大量にあったりするんですけど。まぁ廃車も近いということで、LEDに改造する費用が割に合わないということもあるのかもしれませんが。
鹿児島の車輌らしく前面は1枚窓、側面窓にはメトロ窓が採用されています。ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床は当然ツーステップになっており、車内は中ドアより前が1+1列、中ドアより後ろは2+2列の座席配置になっていると思われます。座席自体は緑色系のモケットのハイバックシートが採用されています。