広島電鉄3000形 3005

今回の画像は、広島電鉄の猿猴橋町電停付近にて撮影した3000形3005です。

3000形は元々は西鉄の1100形・1200形で使用されていたものが移籍してきたものであり、広電でも既に30年近く活躍しています。西鉄在籍時は2連接車だったようですが、広電移籍時に3連接車に改造されて、運転席すぐ後ろのドア以外も折戸から引き戸に変更されているようです。塗装はかつて宮島線での直通運転で使われていた時の直通色になっていますが、現在は宮島線で使われることはないようで、撮影時のように1号線で使用されることが多いようです。

行き先表示については前面各1箇所と側面の片側当たり1箇所に方向幕が設置されています。車内の座席は全てロングシートが採用されています。広島の路面電車・バス等で使用可能なPASPYにも勿論対応しており、前面や側面のドア横にはそのステッカーが貼られているのも確認できます。