今回の画像は、サンデン交通の5019です。
2007年頃に国際興業バスから移籍してきたと思われるいすゞ・キュービックで、撮影時は彦島営業所始発で田の首・山中・江の浦・ロータリー・下関駅・関西通・丸山町・大正通を経由する唐戸行きで使用されていました。サンデン交通に在籍する国際興業バスからの移籍車はU-規制車では中ドアが4枚折戸の車輌が多いですが、画像のように中ドアが引き戸の車輌も移籍してきています。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。行き先表示のLEDは前面・側面(中ドアの前側)・後部の3箇所に設置されており、行き先表示については国際興業バス在籍時は方向幕だったと思われますが、移籍の際にLEDに改造されています。LEDの周囲が青色になっているのが国際興業バスからの移籍車の特徴ですね。側面窓は逆T字窓になっています。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろも1人掛けが中心で後部2列くらいが2人掛けの乗車定員重視の座席配置になっていると思われます。シートのモケットは青色系の下関柄のものに交換されており、シート自体はハイバックシートになっています。運賃表は70コマのデジタル式のものが採用されていると思われます。日本バス協会のステッカーは中ドア横の窓部分に貼られているのも確認できます。