今回の画像は、サンデン交通の5071です。
2009年に国際興業バスから移籍してきたと思われるいすゞ・キュービックで、彦島営業所に所属しています。撮影時は下関駅始発で筋川・中央病院・東駅・唐戸を経由して下関駅に戻ってくる市内循環で使用されていました。サンデン交通には国際興業バスからの移籍車が多く在籍していますが、現在のところ、この5071を最後に国際興業バスの移籍車はサンデン交通に入っていません。今年はサンデン交通に国際興業バスの移籍車が入らないまま年末を迎えてしまいそうですね。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっています。側面窓は銀色サッシの2段窓になっており、移籍の際にスモークフィルムが貼られています。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、国際興業バス在籍時は方向幕だったと思われますが、LEDに改造されています。行き先表示の周囲が青いのが国際興業バスからの移籍車の特徴です。
ドアは前ドアが2枚折戸、中ドアが引戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心のローバックシートが並んでおり、中ドアより前は一部横向きシートになっています。座席のモケットはサンデン交通では標準的な青色系の下関柄のものに張り替えられていると思われます。車内前方の運賃表は70コマのものが採用されているようです。