今回の画像は長崎バス観光の3202です。
社番などから判断すると、1992年式だと思われる日野・セレガです。撮影時は長崎駅前始発で平和公園・出島・大浦天主堂・グラバー園などを巡って長崎駅前に戻ってくる定期観光バスの「長崎よかとこコース」で使用されていました。長崎バス観光は長崎自動車の子会社で、ここ数年貸切車の新車を導入していませんが、その中でもこの3202は古い方の車輌になると思われます。
カラーリングは貸切車の標準塗装になっています。行き先表示の方向幕等は設置されておらず、前面の行灯部分は「長崎バス」の固定表示になっているようです。定期観光バスで使用される際には団体名挿しの部分に定期観光バスのコース名が入った紙を挿して対応するようです。
側面窓は全てメトロ窓で、ドアには2枚折戸が採用されています。車内は横2+2列のリクライニングシートが縦に縦に12列並んでおり、補助席も設定されていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。トイレは設置されていません。日本バス協会のステッカーについてはドアと側面窓の間に貼られているのが確認できます。