今回の画像は、大分バスの12755です。
1998年式だと思われる日野・ブルーリボンシャーシのB-Ⅱ(96MC)で、大分中央営業所に所属しているようです。大分バスは最近では日野KV+西工ボディの組み合わせが多くなっていますが、以前は日野+富士ボディが多く、ブルーリボン+西工ボディの組み合わせはこの車輌の前年に導入された車輌が久し振りだったようです。
調べてみると、この車輌は導入当初から行き先表示にLEDが採用されていたようで、試験的な導入だったようです。その割には中ドアの前側の腰部に方向幕を設置するスペースが確保されており、他の方向幕⇒LEDに改造された車輌が幕で【大分バス】の表示になっているのに比べて、この車輌は外側からその表示のプレートがはめ込まれており、多少見た目は異なります。
側面窓は銀色サッシの2段窓が採用されています。ドアについては前ドアが2枚折戸、中ドアが4枚折戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は中ドアより前が1+2列、中ドアより後ろは2+2列が中心の座席配置になっていると思われます。座席のモケットは大分柄のものには更新されていないようです。