今回の画像は、九州産交バスの2367です。
装着されている「熊本22ナンバー」から判断すると1990年式だと思われるブルーリボンです。撮影時は阿蘇くまもと空港始発で交通センター・熊本駅・登立・さんぱーる・松島を経由する本渡バスセンター行きで使用されており、天草アレグリアガーデンズまで行く便が天草快速では多い中で、本渡バスセンター止めの便は少数派な印象。現在、天草快速で使われている車輌の中でも最古参と思われる車輌で、数少ない3列シート車のようです。年式もかなり古いので、あまり先は長くないようにも思います。
カラーリングは産交の高速バス用車輌では標準的なサンライズカラーが採用されています。側面窓は全てT字窓になっており、ブルーガラスを装着しているようです。行き先表示の方向幕は前面と側面(中ドア横の腰部)に設置されており、後部には行き先表示の類は設置されていないと思われます。前面の方向幕については少し飛び出しており、後付けのような印象を受けます。
ドアには折戸が採用されています。車内は1+2列の偏心3列シートになっており、シート自体にはリクライニングシートが採用されています。トイレも中央床下に設置されており、天草快速で使用されている車輌の中では豪華な印象を受けます。熊本の磁気式バスカード“TO熊カード”での運賃支払いも可能になっており、側面にはそのステッカーが貼られているのを確認できます。その他にSUNQパスやNBAのステッカーも貼られています。