813系はJR九州の福岡近郊の鹿児島本線では主力として活躍している型式で、その中でもR1110編成は最新のグループになります。2009年の日豊本線の小倉～中津のワンマン化に伴って投入された編成で、鹿児島本線の他に日豊本線でも使用されています。小倉～中津の日豊本線の普通列車は813系1100番台が主力になっており、このR1110編成もワンマン運転に対応しています。
813系の中でも1100番台ということで、行き先表示のLEDの巨大さが目を引くところでしょうか。同じ813系でも1000番台以前の編成と比べると前面のLEDの分だけ屋根が盛り上がっているのが分かります。車内は横2＋2列の転換クロスシートが並んでおり、そこは従来の813系と変わりません。ただ、このグループではドア上にドア開閉時に点滅するランプがあるのが特徴でしょうか。
