今回の画像は、JR九州バスの1033です。
社番及び装着されている「鹿児島230ナンバー」等から判断すると、2001年式で2013年頃にJR九州バスにやってきたと思われるいすゞ・LVシャーシの富士重工7Eで、鹿児島支店に所属しているようです。撮影時は鹿児島駅前始発で天文館・草牟田・伊敷・川田・花尾経由の薩摩郡山行き58番で使用されていました。この車輌は相鉄バスからの移籍車で、移籍当初は通常の払い出しナンバーでしたが、希望ナンバーに変更されています。
カラーリングは赤色ベースの一般路線用の標準塗装になっており、側面には社番の他に63の数字も書かれています。行き先表示のLEDは前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、相鉄バス在籍時は側面の行き先表示は前ドア直後にありましたが、移籍時に現在の位置に移設されています。
側面窓は逆T字窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はワンステップで、車内は中ドアより前が1人掛けと横向きシート、中ドアより後ろは2+2列中心の座席配置になっていると思われます。シートのモケットには青色系のものが採用されているようです。日本バス協会の会員証については前ドア横の腰部に貼られています。