今回の画像は、鹿児島交通の1010です。
装着されている「鹿児島200ナンバー」から判断すると、2009年に鹿児島交通にやってきたと思われるキュービックです。撮影時は鹿児島駅前始発で天文館・鹿児島中央駅・紫原中央・大学病院前経由の桜ヶ丘団地行き19番で使用されていました。型式は「KC-LV380L」だと思われ、型式の割に鹿児島ナンバーがかなり新しいですが、この車輌は国際興業バスからの移籍車だと思われます。
カラーリングは一般路線用の標準塗装になっており、カラフルな椰子の木が散りばめられています。行き先表示の方向幕は前面・側面(前ドアと中ドアの間)・後部の3箇所に設置されており、移籍の際にLED化改造は行われず、方向幕のままになっています。
側面窓は銀サッシの2段窓で、前ドアは2枚折戸、中ドアは引き戸の組み合わせになっています。床はツーステップで、車内は1人掛け中心のローバックシートが並んでおり、移籍の際に座席の増設等は行われていないようです。シート自体は青色系のモケットのローバックシートが採用されています。